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7月に開かれた九州・沖縄サミットで、ITという技術革新がテーマになり、7月に開かれた臨時国会での森首相の所信表明演説でも、ITを新生経済の起爆剤として経済政策の中心に据える表明がされるなど、ITがもてはやされ、関心が高まっています。また、ITという言葉が連日新聞などにも登場し、目にする事がずいぶん増えました。 (センターニュース10月号1面より) |
ピアノフォーラム ―― 調律師のぼやき(112) 吉田光男 |
二千円札が発行されてから、やっとちまたに出回りだしたようだ。私が最初に手にしたのはガソリンスタンドでのお釣り、予期していた千円札の枚数が少なく、一瞬間違えてる!と思った。口に出す前に気がついたから恥をかかずにすんだ。 (センターニュース10月号より) |
PAマンの目&耳(98) |
私たち、京都音楽センターグループの裏方(PAマンや照明のSAWAI組等々)にとって、5回目となる「NON STOP PARTY クリスマスライブ」が今年も開かれることになりました。 以前、このコーナーでも紹介したことがあると思いますが、このクリスマスライブは、私たちスタッフにとって忘年会のような企画で、なぜか予算や労働条件など二の次で関わっているコンサートです。 どうしてそんな関わり方をしているのか、私ですら理解に苦しむところですが、不思議な魅力があるコンサートです。 全てオリジナルの曲で、小学生から60歳以上の人生の先輩まで参加できる「ロックコンサート」。そんなコンサートを、NON STOP PARTYのライブに出会うまで私は知りませんでした。 このライブは本当に、お互いが元気づけられ、勇気をもらえます。 毎年毎年、年齢や抱えている人生の重さの違いなど乗り越えて、一緒に文化を創れる瞬間に感動できるのでしょう。 ところがこのコンサート、実は数日前まで開催するかどうかで大変迷ったそうです。というのも、バンドリーダーの今村さんが二学期を目前にひかえた8月の末、肉体的・精神的な過労から倒れてしまったからです。 「子どもたちが待っている学校を休みたくない」と彼は願い、がんばり続けていました。しかし、その彼に主治医から「ドクターストップ」がかかり、今、彼は長期療養中なのです。 そんなことがあり、今年のライブを開催するかどうかについては、様々な意見が出されたそうです。 中止しようと言う意見や、バンド自体の存続も考えようと言う意見まで出たようです。 しかし、「今まで彼をとおして生きる力やエネルギーをもらってきた人は決して少なくない。『三学期から絶対復帰する。』と決意しながら毎日回復につとめている彼に、今こそ今までエネルギーを与えてもらった私たちがお返しをする番ではないか。」と、バンドのメンバーやスタッフは考えました。 そして、出された結論が、「今年もライブは開催する。今村さんにも出てもらう。そして、彼に私たちのエネルギーを送ろう。」ということでした。 12月24日、クリスマスイブの日。京都教育文化センターにみんな来て下さい。彼の回復を祈りながら。 彼の教え子達「今村組」もステージに立ちます。 入場料は、 大人3500円。 詳しくは、京都音楽センターへお問い合わせ下さい。 (Y・T) (センターニュース10月号より)
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